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第5日 長津田〜鶴間(その1)     

                    歩いた距離 10.3km   2002.08.03

 矢倉沢往還は長津田宿で二つに分れる。

 前回(02.06.23)歩いた長津田の大石神社に行く道は宿の中を通る道で、後谷戸で国道246に
合流する。

yagu05-01.JPG  もう一つの道は、下宿の屋根掛けの地蔵のところから
分かれる細い道のようである。
 その道は大林寺と王子神社の前を通り、国道246を
横切り、岡部谷戸を通って長津田辻で国道246に合流する。

yagu05-02.JPG  今日は、前回行った大石神社を見てから下宿までもどり、
大林寺に行く。
 この寺は江戸初期、長津田村を知行した旗本の岡野房恒が
菩提寺として開いたもので、岡野家の墓がある。

 王子神社に行く。この神社は岡野房恒が熊野の若一王子権現を勧請したものである。

 溝口系の唇の厚い、前髪が目にかかっている嘉永6年(1853)の「江戸」狛犬がいる。
左右とも子狛がいる。
 石工はわからないが、奉納者は大石神社の狛犬と同様岡部兵右衛門で、
建立の年も同じである。

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yagu05-06.JPG

 国道246をはさんで、王子神社の別当寺である福泉寺
ある。

 その前を通り、恩田川の支流岩川沿いの旧道を行く。
 宅地開発が進んでいるが、田畑と農家が多い純農村である。
梅と桃の時期はきれいである。

 右の急な階段の上に、小さな社殿があるだけの天王社がある。

yagu05-07.JPG yagu05-08.JPG  右に種目山耕雲庵という小さな堂が立つ。
 元禄時代に開創されたもので、安政4年(1857)には
寺子屋に使っていたらしい。
 境内には元文2年(1737)の庚申塔と嘉永元年(1848)
の二十三夜塔がある。

 その前を流れる岩川はここで多少深くなっていて、
昔は近隣の子どもたちが水浴びしたという。

yagu05-09.JPG  この道で唯一の商店がある。
 菓子や煙草、郵便切手を売っていて、
昔からこの地区のよろず屋であったようである。

yagu05-10.JPG  この先、道が二股に分かれる。
 右の東名高速に並行した方の道を行く。
 水田があり、岡部谷戸につながる。
 崖の下に寛政8年(1796)の小さな馬頭観音がある。

 急な登り坂になる。

 その頂上の畑の中に飯縄(高尾)神社がある。
 冬の晴れた日にはここから富士山がよく見える。

yagu05-11.JPG yagu05-12.JPG  国道246に出る手前に、辻の地蔵堂がある。
 近所の人の話では、東京オリンピックの時
国道246が拡幅されて一本南のこの道に移された
という。

yagu05-13.JPG  この辺りが長津田宿で別れた二本の旧道が合流するところで、
郵便局の横に文字だけの道祖神がある。

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